東日本大震災でのIT関連被害について
東日本大震災では、IT関連においても甚大な被害が発生しましたが、企業におけるITの依存性が非常に高い現代社会において、今後これらの被害をいかに最小限に抑えることができるかどうかは、各事業者において優先度の高い項目であると言えます。
<<震災によって発生した主な被害>>
- 外部電源のの供給停止
- 外部とのネットワーク通信障害
- IT機器(サーバー、通信機器、パソコン等)の物理的損壊
相模原市との連携による災害支援体制
私達「SICS(さがみはら情報通信サービス協同組合)」は、相模原市との連携により、安心・安全なICT環境を提供いたします。
- 起動しなくなったパソコンからのデータサルベージおよび復旧
- 代替えパソコンの提供とデータの移行
- LANケーブル補修等の内部ネットワーク環境の復旧
- 災害時に必要なデータの抽出支援などのオペレーション
災害により、施設のネットワークが破壊されてしまった場合や、復旧が困難な状況に陥った場合には、臨時の情報伝達手段として別系統のネットワーク開設に着手します。
災害に強いデータセンター
貴重なデータやシステムを保存するデータセンターは企業にとって重要な施設です。SICSでは災害に強く、安心・安全なデータセンターにシステム環境を設置いたします。
- 万全なセキュリティ
- 計画停電にも負けない電力系設備
- 地震に負けない設備
- 火災対策
- 断水対策(データセンターの温度調整)
- 落雷対策
- 自然にやさしい省エネ設備(グリーンIT)
・生態認証によるセキュリティーチェック
・約50分間持続可能な二重化バッテリー設備
・約30時間連続稼働の自家発電機
・バッテリーから自家発電機への自動切り替え
・耐震構造ビル(新建築基準法準処)
・耐震固定、端末落下防止
・免震パレット上にIT機器設置
・データセンター内床面補強
・ハロンガス消化設備設置
・専用給水タンク設置
・誘導雷の電流防止装置設置
・外気を有効利用した空調管理